すきっぷクラブ


最終更新日は2005年1月22日です。


概要

私たち新潟市自閉症親の会では、「ほっぷ・すてっぷクラブ」(幼児・学齢期部会)を持ち活動を続けています。

そして2002年6月、高機能広汎性発達障害(含:高機能自閉症・アスペルガー症候群)などの診断を受けた子どもたちのためのグループ「すきっぷクラブ」が誕生いたしました。

私たちの会では、自閉症スペクトラムの考え方を支持しております。高機能・アスペも従来の自閉症のこどもたちも、同じ仲間(連続体)ですから、共に活動をすることを基本にしています。「別組織」という考え方をしていません。

当親の会会員であればどなたでも、子どもの年齢に関係なく「すきっぷクラブ」にご参加いただけます。

まだまだ小さなグループですが、共に学び育てあっていきませんか?

ご賛同お待ちしております。

活動内容

「ほっぷ・すてっぷクラブ」全体での活動

活動は基本的に会全体で合同で行います。例として、以下のような行事があります:

詳しい活動内容は、新潟市自閉症親の会活動案内をご参照ください。

「すきっぷクラブ」単独での活動

【すきっぷ集会】(月1回)…すきっぷの親たちによる集会です。

ピアカウンセリング
初めて参加のお母さんの涙の告白に「うん、うん大変だったね」ってうなずき、励ましを贈る先輩母たち。「問題行動で困ってるんだけど、いい知恵ない?」「とっても嬉しいことがあったんだぁ」そんなおしゃべりをたくさんして、対等な仲間同士で励まし合い元気をもらっています。
勉強会
『高機能自閉症』って何?『アスペルガー』って何?みんなで勉強しています。
これからのこと
私たちの子どもの障害は治らない。一生涯、助けてもらうことが必要です。でも、IQが高いと療育手帳がもらえなくて学校を出てから働くことがとっても難しいのです。だから「助けてください」と大きな声を地域や県や国に出していくことが大切です。そんなことをみんなで考えていきます。

【すきっぷ子ども交流会】

すきっぷの子ども同士の親睦を深めるための交流会です。

現在、交流会参加者の中心は幼児〜小学校中・低学年です。今後も継続開催することにより、この交流会が、やがて思春期を迎える参加者にとって居心地の良い場となることを目指しています。「子どもたちの思春期の孤立感を少しでも薄められれば」と考えています。

私たちの子どもは、お友だちが作れません。集団の場でトラブルを起こしやすいです。「わがまま、親の躾が悪い」なんて言われてしまいます。だから、この交流会を通じて、人付き合いや、遊びのルールや、マナーをみんなで身につける(これをソーシャルスキルトレーニングといいます)ことにも役立てばいいなと考えています。

連絡先

すきっぷクラブへのお問い合わせ等はこちらのページをご覧ください。